選択的夫婦別姓に反対

当会は選択的夫婦別姓に反対する。

夫婦別姓、これは結構、根幹的な問題で、夫婦別姓は、本来的には「じゃあ、結婚って何？」との問い直しなのですね。

正直、"結婚"という枠組みにこだわるのは、愛し合う二人が永遠の愛を誓う〜LOVE LOVE SHOW〜的な、ロマンティックなイメージを援用したいからが、大きいと思っているのだけれど、そればかり肯定され、子供をつくることはむしろ念頭に置かれないんですね。

そんな結婚観って、とことん子供の世界ですねと思います。

・子作りを前提としない個人間の関係を国が優遇する意味は？

・結婚という枠組みを使う意味は？（別種のパートナーシップを法で作ってもいいんじゃ？）

という論点があり。

夫婦別姓論者が辿り着いた地点が『親から受け継ぎし姓こそが我がアイデンティティ。これを変えんとするは魂の殺人なり』で、別姓にしてる夫婦の間に生まれた子供の姓はどうなるかについては、この重要なるアイデンティティの問題が余り議論されないのが、とことん"子供"の議論であると感じる。