【子育て財源 若者負担は本末転倒】自民党女性局長 松川るい(2023年5月28日)

自民党の女性局長で外交部会長代理も務める松川るい参議院議員に、少子化対策や女性の活躍、G7広島サミットの評価などについて聞いたBSテレ東「NIKKEI 日曜サロン」の映像をお伝えします。

「少子化対策 カギ握るのは?」 

岸田政権が最重要テーマのひとつに掲げる少子化対策。松川氏が考える対策のポイントについて、「ベビーカーを押して電車に乗ったら舌打ちされるような国で子どもが増えるはずない。社会全体で子どもを大事にして育てていく。子育てが幸せなことだと実感できる社会に変えていく意識が大事だ」と強調しました。

「少子化対策 どうする財源?」 

では少子化対策の財源はどうするのか。松川氏は「若者や子育て世代に負担がかかるようなお金の取り方をしたら本末転倒。これは高齢者も含めて社会全体ですべき事。いま一般財源の中で安定的に確保できるようにしようという事で子供特別会計の議論をしている最中だ」と述べました。

「女性の国会議員 どう増やす?」 

女性の国会議員を増やすためにはどうすればよいのか。松川氏は「少し人為的な努力が必要。放っておいたら変らない。法律でやるか党の規約でやるかやり方は違うが、候補者クオータ制度は必要だと思う」と指摘し、一定比率の女性登用を義務付ける「クオータ制」の導入が必要だとの認識を示しました。

0コメント

  • 1000 / 1000