胃不全まひにおける医療大麻の可能性

なんとなく胃の調子がよくないと訴える患者さんに胃カメラ検査を実施して異常がないと、“機能性ディスペプシア“と診断されることが多いのですが、これと似た“胃不全まひ(Gastroparesis)“という疾患概念が存在することをご存知でしょうか? これは糖尿病やパーキンソン病などの神経が障害される病気を背景として、胃の動きを司る自律神経がダメージを受け、胃の働きが低下する一連の病態を指す概念です。 具体的な検査方法や治療法が乏しいこともあり、日本ではあまり知られていない胃不全まひですが、この病態と治療にカンナビノイド医療が光を当てつつあります。

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